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三叉神経注射について


ブロック注射の種類として、三叉神経ブロックがあります。三叉神経とは、顔面の知覚神経のことです。左右に3本の、大きな幹から出ている神経です。

またこの神経分布に沿って痛みが起こる症状が、三叉神経痛です。一般に顔面神経痛とも呼ばれますが、顔の知覚を支配する三叉神経に沿って痛みが出るもので、同じものと考えて問題ありません。

痛みは激しく、一度起こると数分の場合もあれば数十分続くものもあります。テグレトールやアレビアチンなどの薬物投与をする場合もありますが、副作用があることもあり、代わりに三叉神経ブロック注射はよく用いられます。

顔面の知覚を支配している三叉神経の走行に沿って局所麻酔薬を注射します。このことで刺激が減っているとわかると、今度はエチルアルコールによる注射が行われることが多く、局所麻酔薬とは異なり、神経破壊の作用が半年から2年程度続くケースもあります。

三叉神経をブロックすることで、刺激が脳に伝わらなくなり、発作も起こらなくなります。しかし神経に直接針を通しますので、約10秒の間はかなり痛みます。

また効果が高いほどしびれも大きく残ります。このような副作用を承知の上で受ける方が多いほど、三叉神経痛は痛みがひどいものです。

三叉神経痛は中年の女性に多い病気です。突発的に起こることも多く、薬物を使う治療法が基本となります。神経ブロックには他にも星状神経節ブロックや硬膜外ブロックなどがありますが、三叉神経痛にはこの三叉神経ブロックがよく効くといわれています。

また、治療の費用は三割負担の場合で1000円程度と割安です。他の注射では5000円程度かかる場合もありますが、1割負担の場合はもっと安くなります。手術になるとかなり費用が違ってきますので、できるだけ早期にクリニックで対処することが肝心です。

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