使用頻度について


様々な病気の症状を緩和させることが出来るブロック注射は、重症化した病気の治療には欠かせないものです。異常が発生している神経や筋肉を休ませることによって症状を緩和させ、他の治療を円滑に進められるようになります。

痛みを抑えることが出来るならどんどん使っていきたいところですが、残念ながらそうもいきません。ブロック注射は必要以上の量と回数を行うと身体に悪影響が出る恐れがあるからです。

ブロック注射は、薬に関する副作用は比較的少ないといわれていますが、まったく問題が無いというわけではありません。使い続けることにより、体にいくつか変化が現れるので、使用頻度はある程度日数を空けるようにするのが基本です。

体の変化としてよく挙げられるのが神経の癒着です。特にヘルニアや脊柱管狭窄症など神経が他の部位に接触している場合に起こりやすく、身体から出る成分や薬の影響によって、神経が他の部位にくっついてしまい、手術を行う際に治療しにくくなったり痛みの原因になったりします。

その他には、薬を連続で服用することで薬に対する抵抗力が増していき、効きが悪くなったりするなどの悪影響が発生します。そのためブロック注射は連続で治療することは無く、少量の薬を間隔を空けつつ行っていきます。

ブロック注射の適切な使用回数は週に1回がベストといわれています。体質が合わない場合、あまり目立った効果が得られない場合もありますが、むしろ1回で効果が表れるほうが珍しいといわれているので、慌てる必要はありません。

2回、3回と続けていくうちに次第に効果が表れる事も珍しくないので、気長に治療を続けることが大事です。

もしかなりの回数を続けて効果が表れない場合は、別の治療を試したり、セカンドオピニオンを利用して他の場所で検査してもらうなどの手段を取ると、よい結果を得られる場合があります。

いずれにせよ、ブロック注射はどの病気においても根本治療になることはありませんので、そのことだけはしっかりと理解をしておいてください。

中川式腰痛治療法