突発性難聴の効果について


突発性難聴とは、突然耳が聞こえなくなってしまう怖い病気です。また原因は不明ですが、厚生労働省の特定疾患にも指定され、発症者も増えています。

難聴は通常徐々に進んでくる場合が多いですが、突発性難聴の場合は突然起こりますので、どのような時になったのか、その状況なども鮮明に覚えている場合がほとんどです。

朝起きたら突然耳が聞こえなかった、昨日の午前中は問題なかった、などという場合が多く、難聴と共にめまいが起こるケースも少なくありません。

発症者は50代から60代に多いといわれますが、子供の発症例もあります。ウイルス感染や毛細血管の血行の異常、内耳の血行異常などの原因が有力視されていますが、ストレスという意見も多いようです。

治療法としては、原因が不明であるだけにその種類も多いようですが、主にはステロイド薬や血流改善剤、代謝促進剤や高気圧酸素療法などとともに、ブロック注射があります。

ブロック注射といえば、椎間板ヘルニアや関節症などに多用されることで有名ですが、最近では癌の痛みにも高い効果があると言われています。

突発性難聴の場合は、「星状神経節ブロック注射」が用いられます。星状神経節とは首の左右にある広いエリアで、神経のツボとも呼ばれる部位です。

脳や首、肩や腕、胸や心臓などの神経があり、この部分に少量の局所麻酔薬を注射することで、交感神経のブロックが働き、緊張が緩みます。この結果として、自律神経の緊張が解かれ、めまいや耳鳴りなどの症状を改善することができます。

また、星状神経節ブロック注射を打った直後に声がかすれたり、まぶたなども重くなることがありますが、1時間程度で消失します。これは逆に言えばブロックが効いている証拠でもあります。

星状神経節ブロックの効果は患者さんそれぞれで違います。その回数にも個人差がありますので、根気強く進めていくことがとても大切です。

中川式腰痛治療法