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気胸の危険性について


神経痛や関節痛などに対し、其の患部の神経や関節に直接局所麻酔薬を注射する治療方法がブロック注射です。また、星状神経節という首のあたりの神経の多く集まっている部位に打つ方法がよく用いられます。

星状神経節ブロック注射は上肢の様々な疾患に用いられる代表的なものの1つです。ペインクリニックでも多くの方が毎日施術を受けています。

星状神経節ブロックの副作用として、気胸があります。トリガーポイントブロック注射でも起こる可能性があると言われていますが、気胸とは肺に穴が開いてしまう疾患です。

胸腔や縦隔へ空気が漏れてしまい、呼吸困難や胸の痛み、咳などが特徴的です。注射針が肺に穴を開けてしまうことはほとんど無いケースと言っていいですが、やはり危険性は少なからずあります。

軽症の場合は安静にしておくだけで自然にふさがり、空気も吸収されますが、重度になると手術でチューブを挿入し、空気を抜なかければなりません。

また肺に吸い込んだ空気は通しても、吐き出す空気が通らなくなる場合もあります。また星状神経節ブロック注射で両方の肺に穴を開け、施術直後に患者が死亡したという例も少なくありません。

施術をした直後は何も起こらなくても、徐々に動悸が激しくなったり、そのまま病院送りになる場合もあります。このように神経節が見つからない場合もありますので、その場合は肺に穴が複数開いてしまうことも考えられます。

医療過誤の問題として取り上げられることが多いものの1つです。星状神経節ブロックはこのように危険な例が起こり得ますが、もちろん信頼できるクリニックで施術を受ければそれほど考え込む必要はありません。

また、セカンドオピニオンを利用することも可能です。念には念を、という方もいらっしゃいます。注射とは針を体内に深く入れることですので、やはり万全の準備が必要だと言えます。

このようにブロック注射は、気胸の危険性も兼ね備えていますので、治療を受ける際は十分に注意をして受けるようにしてください。

中川式腰痛治療法